【QOLを重視】非常勤の医師のメリットとは

特にクオリティ・オブ・ライフを重視する医師にとって、非常勤という働き方は大変魅力のあるものだと思います。
勤務時間や給与といった生活に関わる面や、スキルを磨くという点においても、多くのメリットが存在しているのです。
この記事では、非常勤医師になった場合のメリットについてご紹介いたします。

非常勤医師のメリット①自由に働けるのが魅力

非常勤医師のメリットとして最も大きい点は、自分が働く時間を自由に決められるという点です。
しっかりと働いてお金を貯めたい医師は、複数の医療施設を掛け持ちして働いています。
またプライベートを重視する医師の中には、週3日~4日程度の日勤のみで勤務しているようです。

またその時の自分の状況に合わせて働く時間を決められるので、大きな出費が必要になる時期に合わせて、その時だけ長時間働くこともできます。
また余暇を多めにとって家族旅行に出かけたり、研究に没頭する時間を確保することも可能です。
このように、自分のライフスタイルに合わせて、柔軟に時間の使い方を決められることが、非常勤という働き方の大きな魅力と言って良いでしょう。

非常勤医師のメリット②時給が高く設定されている

2つ目のメリットとしては、常勤医師より高い報酬を得られるということです。

契約する病院が存在するエリアや診療科、勤務する時間帯によって金額は違いますが、同じ条件で働く常勤医師より確実に収入がアップします。
どのような勤務形態であっても、時給の相場が10,000円を下回ることはほとんどないと考えていただいて良いでしょう。

産婦人科や、麻酔科・整形外科の日当直の報酬は特に高く、一度の日当直で150,000円~450,000円以上の高給で契約することもできるようです。
内科系の場合は金額に大きな差があり、日給にして70,000円台~300,000円以上とばらつきがあります。
医師が不足しているエリアは報酬が高騰し、医師が余っているエリアでは低落する傾向がありますので、非常勤の仕事を探す際は、エリアや診療科による格差を吟味してから応募するようにしましょう。

非常勤医師のメリット③さまざまな分野でコネクションを構築することができる

非常勤医師は、複数の医療機関を掛け持ちすることが多いです。
医療というものは大変奥深いもので、医療機関によって疾患へのアプローチは大きく違います。
用意されている設備も違えば、勤務している医師の考え方も全く違うものなのです。

その結果、近視眼的な考え方に陥ることがなくなり、医師として幅広い経験を積むことができます。
1つの病院で飲み勤め続ける常勤医師では、このような体験をすることは決してできません。
また医局やエリアに縛られることなく、広いコネクションを構築することができる点も、非常勤の大きな魅力と言えます。

実務を通して出会った医師との交流は、かなり刺激的なものです。
仕事を通して知り合った医師同士ですので、余計なしがらみに捉われることななどありません。
お互いに忌憚のない意見を述べあったり、疾患への新しいアプローチに対し、率直な意見交換をすることもできるのです。
こうした体験は、医師としての知識を深め、確実なスキルアップを約束してくれることでしょう。

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